十津川中学校新築工事

用途 :中学校
所在地 :吉野郡十津川村
建築主 :十津川村
建築面積 :2800m2
延床面積 :4900m2
構造・規模 :木造・2階
竣工年月 :2012年4月
十津川中学校は、十津川の森林からつくる木造校舎であり、生徒たちが木を育て、森を育てることで自然がもたらす限りない恩恵を永久に受けられるよう努力し、次の世代に引き継いでいける心を養う木造校舎として計画され光と風を十分に取り込み、貴重な植物の保護など自然の恵みを巧みに生かした環境に優しい校舎です。限られた敷地条件を活かした一体感のある校舎は、敷地を最小限に造成拡幅し、運動場を囲むように配置し各棟を渡り廊下でつなぎ一体感を持たせています。十津川の体育・文化の交流拠点となる校舎でもあり、体育館や運動場を十津川の人々が気軽に利用でき、生徒達や先生とも積極的に交流することのできる開かれた教育環境をつくりだします。加えて、校舎内のどこからでもネットワークに接続できるIT環境を整え、子供たちの相互交流や、教師や家庭とのコミュニケーションなどに役立てます。生徒たちと先生たちがネットワークで接続された環境を実現します。