御杖村小中学校統合施設整備
(長寿命化改修事業)

用途: 義務教育学校         
所在地: 奈良県宇陀郡御杖村
建築主: 御杖村
建築面積: 増築部 181.86m2
(既存 2,103.50m2
延床面積: 増築部 225.52m2
(既存 3,721.01m2
構造・規模: 既存 RC造・地上3階、
増築 S造・地上3階
竣工年月: 2021年8月
昭和40年に完成した旧御杖中学校(築55年)を小中一貫校施設として改修し、今後更に50年の使用を目標とした長寿命化及びバリアフリー化の改修工事を行った。
コンセプトは「多様な交流により、生きる力とおもいやりを育む小中一貫校」「御杖村の木を学び、魅力を発信する小中一貫校」「ふるさとの風景と調和し、光と風を取 り込む、開かれた小中一貫校」として、整備を行った。
外観は御杖村に伝わる、倭姫命「やまとひめのみこと」が、日本武尊「やまとたけるのみこと」に授けた草薙剣「くさなぎのつるぎ」をイメージしたライトシェルフ(自然光反射庇)により 校舎に彩りと品格を与えた。
また、外壁仕上を彩度明度を押さえた風土色(ふるさとの土)の土壁調仕上げとすることで、背景の山の緑と色彩的な調和が図れるように改修した。