金峯山寺二王門素屋根

用途: 建築用仮設足場(素屋根)
所在地: 奈良県吉野郡吉野山       
建築主: 奈良県
建築面積:  934.69m2
延床面積: 2,199.90m2
構造・規模: S造(四角トラス材)・地上3階
竣工年月: 2022年2月
国宝金峯山寺二王門の保存修理工事に係る全天候型仮設足場である。
内部には保存修理の為のクレーンと足場を設けている。
解体部材の格納棚と木材加工場も併設している。
二王門は史跡名勝吉野山内となる為、掘削を伴わない置き基礎を採用している。
国宝上部での作業を避ける為、東側道路上部に設けたステージで鉄骨を組立し、西側二王門に徐々に移動させるスライド工法を採用している。
また二王門は敷地内石垣の上に建ち、北及び東面は県道に接しており観光地であることから、施工においては安全対策を十分にする必要があった。